Direct Assurance、シフトテクノロジーとの関係を拡大し「住宅保険向け不正検知」を追加

自動車保険向けの不正検知で5年間大きな成果を上げたことを受け、アクサグループのダイレクト保険専門子会社（Direct Assurance）が、新たな取り組みを開始しました。

ボストンおよびパリ、2023年3月30日 - 保険業界向けにAIによる意思決定の自動化および最適化ソリューションを提供するシフトテクノロジーと、AXAグループの100％子会社で、自動車、バイク、住宅、健康保険を提供するフランスのダイレクト保険リーダーDirect Assuranceは、本日、協力関係の継続を発表しました。シフト・保険金不正請求検知（Shift Claims Fraud Detection）を用いた自動車保険の不正請求対策として2018年に開始されたこの関係は、今回、住宅保険の不正請求対策に対象を拡大しました。

損害保険の保険金不正は、欧州経済で年間140億ユーロ、フランスだけでも25億ユーロの損害を与えています。そのため、保険会社は、疑わしい請求をより効果的に特定し、分析することができる最新のソリューションを探しています。Direct Assuranceは、シフトとの協業により、この問題に対する革新的なアプローチを選択しました。自動車保険の不正請求対策に成功した5年間の協業により、ダイレクト保険におけるフランスのリーダーは、住宅保険のクレームにおける不正行為を軽減するという課題にシフトのソリューションの使用を拡大することを決定しました。

Direct Assuranceの保険金支払担当ディレクターであるドナティアン・ルベスク氏は「不正行為との闘いは、保険料の競争力を維持し、多くの善良な顧客の購買力を守る最も効果的な方法の1つです」と説明しています。 

また「疑わしい請求を特定するために、私たちは人工知能（AI）と私たちの専門家のノウハウを組み合わせることを選択しました。処理すべき情報が膨大であるため、検証や比較の作業は非常に困難です」と、Direct Assuranceのクレーム・ビジネス・インテリジェンス担当のニコラス・ヴィルヘルムセンは続けます。「だからこそ、私たちはシフトを利用しました。2018年以降、この協業を通じて、私たちはかなり詐欺師の手口に迫ることができました。私たちは、このソリューションを、私たちのビジネスのますます重要な部分である住宅保険の保険金請求に適用できることを非常に楽しみにしています。"

「最初から、シフトの目標は、保険会社のお客様に最高のサービスを提供するために保険業界に特化したテクノロジーであることを目指しています。不正行為がビジネスに与える影響を最小限に抑え、正当な顧客に利益をもたらすというDiret Assuranceの戦略的取り組みに数年にわたり貢献してきたことを誇りに思います。」とジェレミー・ジャウィッシュ、CEO兼共同創設者は述べています。

シフト テクノロジーについて
シフトテクノロジーは、世界の保険業界とその顧客に価値をもたらす AI 意思決定ソリューションを提供しています。シフトの製品は、保険会社の引受査定から請求までの意思決定を自動化・最適化し、優れた顧客体験、業務効率の向上、コスト削減を実現します。『Decisions Made Better』。シフトは保険の意思決定を変革し、保険の未来を切り拓きます。詳しくは、www.shift-technology.com/ja をご覧ください。

Direct Assuranceについて
Direct Assuranceは、ダイレクト自動車保険のフランスのリーダーであり、バイク保険、住宅保険、医療保険商品も提供しています。現在、100万人以上のお客様が同社を信頼しています。1992年に設立されたパイオニアであるDirect Assuranceは、AXAグループの一員です。