11月28日に東京で開催されたパリ・ユーロプラス主催のファイナンシャルフォーラム(Paris Europlace – Tokyo “Financial Forum 2020”)において、シフトテクノロジージャパンの日本担当ビジネス・デベロップメント・ディレクター、木須靖昭が、東京金融機構の代表理事である中曽宏氏や三井住友銀行頭取CEOの高島誠氏らと共にパネリストとして登壇しました。 今年で23回目を数える本フォーラムは、「New Frontiers in Finance」をテーマに日仏の金融機関と関連企業が参加し、基調講演に日本銀行の黒田東彦総裁とフランス中央銀行のフランソワ・ビルロワドガロー氏を迎え、各セッションでは金融の最新動向や進むべき方向性についてさまざまな議論が交わされました。 シフトテクノロジーが登壇したメインステージでのパネルディスカッションでは、「金融イノベーションとフィンテック:日仏間での展開」と題し、新しいテクノロジー企業を日仏間でどのようにサポートし、両国の金融の活性化につなげていくか議論が展開されました。シフトテクノロジーは、フランス政府と東京都の双方から支援を受けているフランス発のテクノロジー企業として、日本の保険業界へ提供しているソリューションの紹介とともに、インシュアテックの最新動向について議論しました。 今回のフォーラムでは、環境問題に配慮したESG投資やサステイナブルな経済成長を目指す取り組みに関する議論が大半を占め、昨今の急激な気候変動などの環境問題が今後の経済と社会に及ぼす影響に対して、多くの企業が本格的に取り組み始めていることを改めて感じさせる場となりました。日本でも自然災害に対する懸念が増大している近年、保険業界でも最新のAIテクノロジーを活用した新しい取り組みや対策が期待されています。